武漢で14,000人のコロナ関連遺体を焼却したという噂話は本当?

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新型コロナウイルスで多数の死者を出している中国に関して、細菌兵器とかバイオテロとの噂が絶えません。そこに、またも驚くべき情報が発信されています。
なんと、武漢市で新型コロナウイルスで亡くなった1万4千人もの遺体を焼却した疑いが持たれているのです。
これが本当だとすれば、中国当局が発表している死者の数と大きく異なります。
はたして、この1万4千人の遺体焼却の噂話は本当なのでしょうか?

武漢市1万4千人の遺体焼却の出どころは?

この噂話は、中国を中心に感染が世界中に広がり続けている新型コロナウイルス関連で、英語圏のツイッターから拡散したものとみられています。
そしてツイッターで偶然目にした情報を海外ニュースサイトに掲載されました。
さらに、この記事は日本のまとめサイトにも翻訳して掲載されました。
これを高須克弥氏など著名なインフルエンサー達がリツイートしたため、日本国内でも拡散している状況です。
で、この噂話には根拠があるのでしょうか?

武漢市1万4千人の遺体焼却の根拠は?

武漢市で1万4千人の遺体を焼却したという噂話の大元の根拠になっているのが 「Windy.com」というサイトのデータです。
衛星から観測された武漢市の二酸化硫黄(にさんかいおう)のデータが異常に高い」というのが根拠になっています。

この二酸化硫黄とは一体なんでしょう? 「二酸化硫黄」は別名「亜硫酸ガス」と言い、刺激臭がある気体です。 化石燃料(石炭、石油)の燃焼で大量発生するため工業活動の活発な場所で観測されます。
また、火山活動でも発生します。
そして、生き物の死体を焼却した時にも発生するんです!
このことを根拠に「武漢市で観測された二酸化硫黄の異常に高い数値は、人間を焼却した時の1万4千人分に当たる」という口コミが拡散したわけです。

武漢市1万4千人の遺体焼却の根拠は正確なのか?

武漢市の二酸化硫黄の異常に高い数値の元となるサイトは先に紹介した「Windy.com」というサイトです。
そもそも、この「Windy.com」は、気象情報サイトでリアルタイムの情報は掲載されていないんです。

しかも、Windyのサイト管理者は「WindyはSO2値(二酸化硫黄値)の予測のみを視覚化するため、「コロナウイルスによる遺体の燃焼などの活動は表示されません。人間の予期しない活動や火山噴火のような自然現象は予測できないためです」と記載しています。

また、「Windy.com」で使われているデータはNASAの「GEOS-5」(ゴダード地球観測システムモデル、バージョン5)による気象シミュレーションによるものです。
これはリアルタイムの実測値ではなく、あくまで予測モデルなんです。

事実、GEOSのサイトも以下のように注意を呼びかけています。 「GEOSシステムを使用した予測は実験的なものであり、研究目的でのみ作成されています。
研究以外の目的でこれらの予測を使用することはお勧めしません」 と言うことで、「中国武漢市で新型コロナで亡くなった1万4千人の遺体を焼却した」ということはデマだった・・・・・・のでしょうか?

以下、衝撃の事実が! 新型コロナウイルスで亡くなった方々の武漢での遺体焼却の

新型コロナウイルスで亡くなった方々の武漢での遺体焼却の現状

武漢市には大小合わせて7つの葬祭場があります。
この7つの葬祭場で年間44,400人を荼毘に付しています。
これは、休日を除くと1日平均150人を焼却している計算になります。

しかし、新型コロナウイルスの猛威により、この稼働数だけでは足りなくなったらしく、武漢市当局は、1月25日から24時間焼却炉をフル稼働させると発表しました。
既に1月25日の段階で、葬祭場の焼却炉がパンクしている状況だったんです。

焼却炉を24時間フル稼働させることにより、3倍程度の稼働率になるとすると、1日当たり450人まで対応可能と推定されます。
これは、1カ月間で13,500人分が対応可能となります。

そして、2月15日には武漢市に移動式の焼却炉が40基運び込まれています
この移動式焼却炉は、長さ20メートル、体積は30立方メートルで毎日5トンの医療廃棄物を処理することができます。
しかし、この設備の外側には「廃棄物と動物死体処理用」と書かれていることから、動物の死体も処理できることを示しています。
この焼却炉を人間にも使用したならば、先の武漢市で14,000人の焼却は十分可能な数字となります。

実際、武漢市民の多くは、同市の葬祭場の焼却炉だけでは遺体の処理が追い付かないので、この移動焼却炉を運び込んだ、と考えているとのことです。

中国武漢市で1万4千人を焼却したのか?【結論】

先に紹介したとおり、「Windy.com」で使われている気象シミュレーションを根拠にした「武漢では新型コロナウイルスで亡くなった方を1万4千人焼却した」という口コミはデマでした。

しかし、上記のように実際の焼却状況という別の視点から見ると見ると、月間では「1万4千人を焼却していると噂話は本当だった」と言えます。

となると、中国政府の新型コロナウイルスでの死亡者数の公式発表には疑問が残りますね・・・・・。

コメント

  1. […] シャープは2020年3月24日に不織布マスクの生産を開始したと発表しました。 「日本産マスク万歳!」 「頑張れ!シャープ」 「シャープの仕事に泣けてくる」 「決してシャープの偉業を忘れない!」 など、ネット上では大歓迎ムードです。 中国武漢から始まった新型コロナウイルスで世界中が暗くなる中、久々の明るいニュースですね。 待ちに待った国内産マスクの大量生産ですが、シャープがマスク生産に乗り出したのには本当の理由があるという噂があります。本当の理由とは、一体何でしょう? […]

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