シャープがマスクを生産する本当の理由!予約販売は?通販購入できる?

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シャープは2020年3月24日に不織布マスクの生産を開始したと発表しました。
また、政府調達用向けのマスクを3月31日より出荷を開始したとプレスリリースがありました。
 「日本産マスク万歳!」
「頑張れ!シャープ」
「シャープの仕事に泣けてくる」
「決してシャープの偉業を忘れない!」
など、ネット上では大歓迎ムードです。
中国武漢から始まった新型コロナウイルスで世界中が暗くなる中、久々の明るいニュースですね。
待ちに待った国内産マスクの大量生産ですが、シャープがマスク生産に乗り出したのには本当の理由があるという噂があります。
本当の理由とは、一体何でしょう?

シャープがマスクの生産を開始した3つの理由

シャープと言えば、テレビ、リモコン、冷蔵庫、洗濯機等の電化製品メーカーとして有名ですよね。
でも、なんと電化製品メーカーであるはずのシャープが初めて「電気を使わない製品」の生産を始めました。 シャープ史上初の電気を使わない製品とは、そうです「マスク」です!
私たちにとって、ひさしぶりに明るい話題です。
しかし、この人々の健康を願う偉業には、ある理由があるという噂です。
順に見ていきましょう。

シャープがマスクを生産する理由1【労働力が十分にある】

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マスクを生産するシャープの工場は、三重県多気町にある「三重工場」です。
この三重工場は、もともと液晶ディスプレイを生産している工場です。

最近では、生産体制が労働賃金の安い海外へ移管されてきて、業務量が大幅に減っていました。
そのため、三重工場の下請け会社「ジーエル」(三重県松阪市)では、雇用していたフィリピン人約150人に業務量が減少する旨を通告しました。
そして「4日出勤で2日休み」で組まれていたシフトが「2日出勤で3日休み」になりました。
当然、働いていた方々は収入が激減し家賃が払えなくなるなどの声も上がってきました。
結果的に生活していけ無くなれば辞めて、他の職に就くしかありません。
自主退職するしかない労働者は、実質的な雇止めとなりました。

しかし、三重工場で働く約1,400人の日本人労働者は、簡単には雇止めにはできません。
仕事を作らなければならなかったのです。
そこに「マスク製造」という「仕事」を見つけたわけです。
今、シャープ三重工場は特需に沸いています。

シャープがマスクを生産する理由2【クリーンルームの有効活用】

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海外に生産拠点をスライドさせるということは、設備そのものも移設する必要があります。
特許とノウハウの詰まった設備は、置いていくわけにはいきません。
当然、シャープ三重工場には設備が運び出された後のスペースがぽっかり空いていました。
しかも液晶テレビを製造していた場所、そうですクリーンルームが空いていたんです。
この工場のクリーンルームは「チリ一つの侵入も許さないほどハイスペックルーム」(シャープ関係者談)と呼ばれており非常に清潔な部屋です。
この上なく衛生的なクリーンルームはマスクを生産するのにうってつけだったのです。

シャープがマスクを生産する理由3【自社社員の健康を守る】

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シャープの親会社は台湾にある鴻海(ホンハイ)精密工業は世界でも有数の大企業です。
アップルのiPhoneなどを生産するハイテク・メーカーです。
しかも、ホンハイは世界で150万人という途方もない従業員を抱えています。
ホンハイの子会社である中国のフォックスコンだけでも80万人の従業員数です。
これって、堺市や北九州市などの中規模都市人口と同じ程度です。
まさに工場そのものが巨大都市と言えます。

新型コロナウイルスが中国全土で蔓延する中、従業員80万人分のマスクを調達することは非常に困難でした。
マスク購入で四苦八苦するより、「自社で作った方が早い」とホンハイのテリーゴー前会長が号令を出しました。
現在、フォックスコンの龍華工場(広東省)では、使い捨てマスクの生産ラインを5本、医療用「N95」マスクの生産ラインを1本設置しています。
自社社員に行き渡ったところで、一般販売を始めました。

シャープ三重工場のマスク生産は、このホンハイからノウハウが提供されているんです。
シャープのマスク生産のきっかけは、親会社のホンハイが自社社員を守ることから始まりました。

シャープ製マスクの販売はいつからなの?

現在、フル稼働で生産中のシャープ製マスクですが、いつから購入できるんでしょうか?
現在のシャープ三重工場のマスクの生産能力は1日当たり15万枚で、生産装置は更に3台追加予定だと言います。
すると、1日当たりのマスクの生産量は50万枚になる見込みです。
シャープのプレスリリースによると、出荷予定日を3月下旬と記載されています
政府調達向け用のマスクは3月31日から出荷を開始したと発表されました。
非常に期待が持てる出荷日ですが、別項目に政府への納入を優先」なので、一般消費者の手に渡るには、まだ時間がかかりそうですね。

シャープ製マスクの購入方法は?

さて、政府への納入が十分に行われた後、一般消費者への販売となりますが、シャープのECサイトからの購入になりそうです。
つまり、ネット通販、ということです。
店頭販売限定では日中仕事をしている人はマスクを買えない、という現状を踏まえると妥当な方法と言えます。
ちなみにシャープのECサイトは「SHARP COCORO LIFE(シャープ ココロ ライフ)」です。
ただし、政府への納入が最優先です。
従って、3月31日 4月1日現在、この購入Webサイトは開設されていません。
シャープのプレスリリースを待ちましょう。

シャープ製マスクの価格は?

販売価格の質問は数多く寄せられているようです。
しかし、今のところ未定となっています。
当然、転売価格ではなく適正価格になることでしょう。
こちらもプレスリリースでの発表を待ちましょう。

シャープ製マスクの予約はいつから?

予約の可否は、誰もが気になることですよね。
しかし、こちらも残念ながら予約は受け付けておりません

シャープがマスクを生産する本当の理由【まとめ】

親会社である「鴻海(ホンハイ)精密工業」(台湾)の先見の明と決断力の速さがシャープの名を上げた最大のポイントです。
これで、三重工場のある日本政府とフォックスコンの龍華工場がある中国政府へ貸しを作ることができます。

今回の鴻海精密工業が手にする手柄は以下の3点です。

自社の社員を守ること

政府への貸しを作ること

困っている人々への貢献ができること

マスク生産で鴻海精密工業は一気に素晴らしい会社であることを印象付けました。
日本におけるシャープのネームバリューも好位置に据えることができ、家電の売り上げにも影響するはずです。
マスク生産事業への参入は、鴻海精密工業にとって、一石二鳥どころか一石三鳥以上のものがもたらされることになりました。
今の日本企業にない「ピンチをチャンスに変える」、典型的なグローバルビジネスモデルを見せて頂きました。

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